日本人のアイデンティティと割れ窓理論

今日の静岡は、くもり時々雨雨

はっきりしないお天気でした。

そんな中、セミナーに登壇してまいりました。

今回のお題は「見直そう!社会人のための接遇とマナー」

2週にわたって担当させていただきます。

社会人の皆様にとっては、今更の内容ではあるかもしれませんが、これまでの経験の答え合わせだったり、無意識に行っていたことをあらためて意識してみたりと、そんな時間を皆様と共有させていただきました。

接客という言葉と接遇という言葉の違いは?

接客とは「お客様に対応するマナー」であるなら、接遇とは「おもてなしの心の表現」

接遇とは、心の在り方ともいえるかもしれません。

「在り方」がしっかりと根ざしている心に、接客のマナーが生きると私は考えます。そんな話をさせてもらうと、共感を得られたようで、多くの方がうなずいていらっしゃいました。

「おもてなしの心」に、人は自然と「安心感」を覚えます。安心感をくれる相手に「信頼」を覚えます。

この「おもてなしの精神」が根ざしているからこそ、日本の「治安」が保たれていると考えます。今回のタイトルにある「割れ窓理論」は、一枚の割れた窓を放置することが、犯罪の温床を生み出す原因になるかもしれないということです。

留学生に「なぜ日本に来たの?」とキャリア教育の一環で、よく質問します。

多くの留学生が「安全」で「きれい」だからと言います。

この「安全」と「きれい」を支えている精神が、「おもてなしの心」。まさに日本人のアイデンティティだと、近頃強く感じています。

そんな話を熱く語っていたら、時間が足りなくなってしまって、反省あせる

来週挽回します。

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